BRM919埼玉1000を振り返り
当日の天気は晴れ。非常にいい天気で行楽日和ではありましたが、逆に自転車にとっては太陽が照って非常に暑い1日でした。
当日朝、最後の準備ということで、自転車のタイヤに空気を入れ出発するつもりでしたが、空気を入れたらチューブがバースト。もちろんすぐに交換し、事なきを得るのですが、幸先の悪い出来事にこの先が思いやられます。
そんなこんなで9時にスタート。金木犀の薫る埼玉の街を駆け抜けて行きます。が、ここからもう難題が。当日は気温や湿度はそこそこいい感じだったのですが、直射日光がきつい。また、9月に入ってからは天候不順が続いていたこともあり、あまり走り込みができず序盤から汗をかきまくりです。
そしてまた、いつもの利根川を渡る埼玉大橋です。
パンクはさすがにありませんでしたが、脚の筋肉が痙攣してからの激痛。攣ってしまいました。まだ5%も走っていないのに。
そういうわけで速度が乗らなくなってしまいました。途中でスポーツドリンクなども補給するのですが、結局脚が落ち着くのはPC1を過ぎてからとなりました。
PC1まではこまめに補給をしなくてはならず、向かい風も多く膝も痛くなり始めたため、約20〜30kmごとに休憩をすることに。そこで、通常のコンビニではなく、薬局を中心にインターバルを取ることにしました。
薬局ではスポートドリンクではなく効率的にミネラルを補給できる経口補水液を入手、また、膝が痛くなった時にはキネシオロジーテープを入手してテーピングを行うなど、少しずつ難題を躱して行きます。
そんなこんなでPC1に到着したのは夕方6時。160km弱走って9時間かかったことになります。貯金が1時間ほどしかできませんでした。本来ここはもっと早い時間に着いてないといけないんですが。
とりあえず夕食にスパゲティを放り込み出発。
おそらく他の人は既に白河抜けているんだろうなーなどと思いつつ登ります。
前回の600kmではここで疲労の極地に入ってしまいDNFをしたわけですが、今回は日が暮れて直射日光もなかったので、アクシデントもなく拍子抜けするくらい難なくクリア。スタートから12時間経過し東北地方への突入です。
しかし、ここからがまた長い。そりゃそうだ。PC1〜PC2は130kmほどあります。
補給できるポイントも少なくなり、神経を使います。前回の埼玉600でPCだったセブンイレブンを目指しますが、一向にたどり着きません。途中に水が切れてしまったためちょうどあったセブンイレブンに入ったのですが、そこも違う場所でした。
結局またもや30km程度に1回休憩するペースに。
そんなこんなでPCまであと残りわずかというところで会津若松へ抜けるのですが、ここへの坂がひどかった。当日は朝からずっと北からの風が吹いており、この場所も例外ではありませんでした。
標高差は白河ところと大差なかったのですが、何しろ向かい風。上り坂とのダブルパンチで非常に時間がかかる。なんとか抜けたところにコンビニがあり、結局そこで一休みしました。時間は深夜1時を回ったところ。喜多方ラーメンを食べたかったのですが、さすがにこの時間では閉まっているので、コンビニの喜多方ラーメンを啜ります。
都心のコンビニには置いていない商品なので、あーきたんだなーという実感が湧いてきます。とりあえずここまでこれただけでも満足ですが、この時点でまだ行程は4分の1も来ておりません。
さらに足を進め、PC2に到着したのはちょうと深夜の3時。やはりクローズ1時間前でした。ペース遅い。
ということでもう少ししたら夜があけます。この先もまだまだあるので、仮眠を取ることに決定して1日目は終了です。