BRM809千葉200レポート〜前半戦

前回の続きです。

第1ウェーブでスタート後、やはりというか案の定というかスピードが上がらない。今週全く走ってないので、ペダルを回す体が馴染んでいない模様。周りは速そうな人ばかり、というか速い人ばかり。去年の雪辱、とか考えているんだろうかどんどん先に行かれます。

中盤の坂に備えて、向かい風基調の中ゆっくり目に進むんですが、どんどん抜かれて行くとさすがに焦るとはいってもペースを乱すとそれだけで脚やスタミナがどんどん奪われるこのジレンマをどうしてくれよう。こういうときにチェーンの給油を忘れていたのが心にのしかかる。

そうこうしているうちにPC1到着。時間は10時ちょうど。可も無く不可も無い。

PC1を過ぎると山に入る為水を補給。2リットルのペットボトルを購入してボトルに移し替えると、残りは脚と靴にどばどばかけてやる。今回は時間が厳しいのですぐに出発。

筑波研究都市を抜け、田んぼの中を走り抜ける。この辺が向かい風が一番強かった。荒サイに比べればかわいい物だけど。

田んぼを抜けると一つ目の坂。不動峠から表つくばスカイラインを抜け風返し峠はまだよかった。もちろん坂はゆっくりだったが、風返し峠からの下りはスピードが乗って良いペースで走れる。しかし、この後の坂道は非常に厳しかった。

こんな坂が延々続く。

こんなところにユートビアが。まだ序盤。

途中で横になってぐったりしている人がいた。話を聞くと熱中症にやられたらしくDNFするとのこと。あらら、かわいそう。

きのこ山。絶景だとは思うけど。そんな余裕なっしんぐ。この辺ではもう汗だくだった。ちなみにたけのこの里はありませんでした。

ハンググライダーの発着場。人っ子一人いやしない。そういえばブリーフィングで車が多いと言われた気がするけど、全然すれ違わなかった。やっぱり天候のせいかねえ。

風力発電のプロペラ。この辺が地味にきつかった。加波山峠の入り口の傾斜を見たときはかるく絶望を覚えたけれども今回の課題のひとつでもある自転車を押して歩かないを目標としているので、ゆっくりでも着実に登っていく。

しかし、本当にきついのが、ここからの下り。本当に路面が悪く、スピードがだせない。雨も少し降ってきて路面が濡れ気味、グレーチングの具合もわるく勢いで行ってしまうとパンクや落車の危険性もある。実際途中でパンク修理をしていた人も見かける。

ブラケットからブレーキレバーを握っても思うように減速ができないので、下ハンを握ってブレーキをかける。前傾姿勢で上半身に荷重がかかったまま路面のギャップを超えると手首と肘にモロに衝撃がかかるので、非常に辛い。今度ブレーキは強化しようと心に誓う。

そして2つの坂を越えると通過チェックポイントに到着。

時間は14時10分。この時点で6時間を経過しているのだが、実はまだ半分にも達していない。厳しい。