ランドぬるぽ日記(仮)

自転車のこととか色々。

BRM516埼玉600kmを振り返る。

 

5月16日。雨。

朝4時30分起床。天気予報の通り自宅周辺は雨が降っています。目覚ましは5時にセットしていただんけど目が覚めしてしまいました。とはいえちょっと寝不足気味。

前回のブルベで有効だったテーピングを施しウエアを選択。日中は暑くなることが予想されるため半袖ジャージを着用。昼過ぎには天気は回復するとの予報+降雨量はそれほどではないため、ヘビーな雨具は利用せず(そもそも持っていないし)ウインドブレーカーに傘用の撥水スプレーを吹き付けてカッパ代わりに着用して出発。

簡単にシャワーも浴びたので、6時少し前に家を出たのでちょっと時間ギリギリでスタート地点に到着。ブリーフィングがちょうど始まったところでした。一休みする暇もなく車検を終えて出発。

スタートはオダックス埼玉お馴染みの豊水橋から。ここはいつも通りまずまずの調子でしたが、さすがに雨の影響もあって若干ペースは落ち気味+疲労もたまりやすく感じます。PC1までは約90kmということで、騎西城を過ぎたところでコンビニ休憩。ポカリとリポDを購入して補給。

その後PC1に向かって走行を続けていたんですが、ちょうど埼玉大橋を抜けるところでそれは起きました。

もともとこのコースはいくつか橋を渡るのですが、橋の上というのはどうにもプレッシャーがかかって好きではないです。で、とくにこの日は大型車が多く感じられ端に寄せることもできないので無理して脚を使ってペダルをまわしてました。

で、埼玉大橋は橋の途中で歩道の段差がなくなって少しだけ走りやすくなるのでそちらに寄せた瞬間、プシュ〜っと勢い良く音が・・・

なんともはや、だだっ広い利根川に架かる橋の途中でパンクをしてしまいました。歩道とはいっても幅1メートル程度でポールを挟んで隣は車道。ダンプや大型トラックがひっきりなしに行き交う中ではパンク修理もままならず、やむなく押して歩くことにしました。

なんとか下りきったところでパンク修理。パンクしたところを確認したら鋭利なガラスなどを踏んでしまったようでした。トラックが落とした針金がそのまま転がっていたりするし、本当にここの橋は相性が悪いです。

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雨が降る中のチューブ交換ということで非常に時間がかかってしまいました。いつもであればちょうど3時間で到着できる三国橋を通過したのは10時40分。このままで残り30kmゆっくりしていたらタイムオーバーになってしまいます。

仕方がないので力を振り絞って先を急ぐ。途中で自転車屋があったので、予備のチューブを購入しつつ全力で漕いで行きます。PC1に到着したのは12時30分頃。苦労した割にタイムはあまり縮まらず。

ちょうど昼時だったので飲み物とバナナを購入。

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休憩中にも時間が過ぎていくのでゆっくりもできず、バナナを頬張ってすぐに出発。PCクローズの20分前でした。この次は前回にも行ったローソン那珂川馬頭店です。ルートも全く同じなのでとくに迷うこともなかったのですが、この辺で天気が回復。ペースが上がるかと思ったのですが、ここに来てPC1までの無理がたたって疲労が一気にきました。途中で左足内腿、右足ふくらはぎ、ハムストリングち筋肉のあちこちが攣ってしまい停車すること度々。

ついにはコンビニでダウン。15分から30分くらいでしょうか。壁に寄りかかって仮眠を取ってしまいました。PC1〜PC2の間は約60kmなので、問題がなければ3時間程度もあれば到着できるはずが3時間30分かかって到着。雀の涙ほどの貯金はできたものの、体力の回復もままならず、結局PC3に到着することなくDNFを決めました。

コースプロフィールを確認すると、PC2〜PC3が一番きつく福島県の県境(白河の関)まで登りが続きます。なので、ここまでに貯金と脚を溜めておいて一気に利用するのが攻略法ではないかと思います。

この時点で脚も使い切ってしまい15kmもでない状態で、また、疲労も回復せず脚の痙攣も頻繁におきストップし再度道路脇で仮眠をとったりして時間がどんどん押していくのとともに心がポキポキと折れてしまいました。結局なんとかゆっくりと白河の関を越えた後新白河まで下り一泊。翌日に輪行で帰宅。

体重を測ったら4kgも減っておりました。疲労の原因は補給の失敗もあったかもしれません。そういえば時間を取り戻すために食事も簡素にしたなーと思いつつ、次に生かせればと思います。

それにしても夏の時期の補給は難しい。