BRM719東京200レポート

先日BRM719東京200を走ってきました。ゴールは長野県の小諸市。小諸は車では割とよく行っているのですが、自転車では初めて。実は何度かチャレンジしたのですが、毎度毎度群馬の山に阻まれてたどり着く事ができずにいたのでした。

そんな訳で5時に池袋集合。前日遅くまで仕事だった為、車で行く事も出来ないし、始発電車で輪行しても間に合わないため、池袋のネカフェで仮眠を取っての参加です。マクドナルドで朝ご飯を買って食べていると、程なく人が集まってきました。

そんなこんなでブリーフィング、車検後に出発。空は曇りで今にも雨が降ってきそう。今日の課題は暑さ対策のマネージメントだと想定していたので比較的涼しかったのは助かったけど、雨具を持っていないので、この後が思いやられます。

ちなみにルートはこんな感じ。途中で３つの峠を越えて行きます。

PC1では補給もそこそこに出発。山伏峠は秩父に行くサイクリングで割とよく通るので比較的難易度は高く有りませんでしたが、頂上付近では霧雨が降りつつ路面も濡れていました。

その雨も秩父に入る頃にはすっかり止んでおりました。秩父では祭りの準備に大忙し。超平和バスターズの面々と写真を撮ったらPC2に移動。水と塩タブレットを補給後早速移動。秩父を抜けたら土坂峠です。

土坂峠は初めて走りますが、これもかなりきつい坂でした。事前のアップダウンで脚がパンパンになっているので所々足を着きつつもゆっくり登って行きます。そしてまた、峠に入ってからは雨、雨、雨。気温が高いのと、高めのケイデンスで走って体温が上がっているのもあって丁度いい冷却になっていましたが、iPhoneのGPSナビが命綱なので、浸水対策には気を使います。

そんなこんな走っているとようやく頂上。土坂トンネルを超えて群馬県に突入です。

でもってPC3に着いたら雨は止んでいました。なんなんだ。

PC3では飲み物の補充だけで早々に出発。さっきの土坂峠で時間を使ってしまい、余裕がありません。しかもこの先には十石峠、矢弓沢林道が待ち構えております。そしてPC3を出てしばらく走ると雨足が強くなりました。土砂降りと行っていいレベルです。他の人はトンネルの中で雨宿りをしていましたが、おかまい無しに突入。ずぶぬれになりながらゴールを目指します。

で、問題の矢弓沢林道。ここが本当にきつかった。ここまで150km走り脚を使いまくった末の激坂です。立ち漕ぎですらまっすぐ走れないわ、リアタイヤが滑るわ結局半分以上は自転車を押して歩くことに。しかもちょっと落ち着いたと思った雨が、再度土砂降り＋雷も伴い危険な状態。カメラを構える余裕も有りません。なので同じ頃登っていた方の写真がコレ。

https://twitter.com/Yoshida369/status/490387224135860225/photo/1

まあ、こんな感じの所をえっちらおっちら押しつつ、時には漕ぎつつ登って行きました。途中スタッフの人が様子を見に来たりしてましたけど、どうやら私が最後の一人だったようで、私より後に矢弓沢林道に来た人は登れなくてDNFしたとか。しかし、苦労のかいがあって

どやああああ長野県突入ぅぅぅ！群馬の壁を乗り越えたった〜！

とまあ、テンション上がりまくりです。

この後は下り基調のため、路面を気にしつつダッシュ。PC4はクローズの10分前に到着。さすがに18時の標高1000mなだけあって、濡れたジャージでは体温が奪われて結構きつかった。今後は防寒対策も考えないといけないですな。とりあえず体温を上げるためにパンを3つ胃袋に詰め込んで残り20kmは全力で漕ぎまくり、なんとか13時間20分で完走です。

相変わらず坂道は弱いし、途中操作ミスでiPhoneのGPSログを飛ばしちゃったりしたので、走行ルートのログはありませんし、雨具を用意せず雨を凌ぐ場所もなくて体力を奪われたりと色々課題は多かったですが、このタフなコースをクリアーできたのは収穫。

また、前回みたいに膝が腸脛靭帯炎にもならずに済んだのでよかったです。

とにもかくにもお疲れ様です。俺。

本日の走行距離：210kmくらい。